あい治療院

治療院を開業するには３年間の養成学校を卒業し、医療系国家資格に合格して厚生労働大臣から免許を得ないといけません さらに施術所の構造は、保健所の審査にパスしている必要があります

実際の国家試験では、解剖学、生理学、衛生学、病理学、臨床医学、リハビリテーション、介護、経絡経穴、東洋医学、医事法規等々の医療系の深い知識が求められます。また、専門学校では３年もの間、毎日厳しい実習を受け、触察力や施術法、カウンセリング力などの技術を磨きます。 中にはあまりの厳しさに途中で落第する人、留年する人、卒業できても国家試験に合格できない人がいます。私の場合、２人の幼児と愛する妻と泣く泣く離れ、きびしい寮生活、そして連日連夜遅くまでの予習復習をくり返しやっとの思いで免許取得しました。合格した時は本当に感激でしたこれは国民の健康と安全を守るために厳しい基準をもうけてあるという事です。

そしてこれに合格すると看板や名刺に 〔　鍼灸　〕 〔　マッサージ　〕 〔　指圧　〕 〔　あん摩　〕 〔　整骨　〕 〔　接骨　〕 〔　治療院　〕 と書くことが許されます。 ※国家資格者以外が書いたら３０万円以下の罰金に処せられます 。 例えば「リンパマッサージ」や「足ツボ指圧」は国家資格者以外はＮＧです。また、「○△□式」や「□×○流」という表現は国家資格者は禁止されていますのでこのような表現をしているところは国家資格者ではありません。例：タイ式、中国式

国家資格とは次の４つです！ ◎はり師 ◎きゅう師 ◎あん摩マッサージ指圧師 ◎柔道整復師 あなたが行きたいと思った治療院の方が、国家資格者であるかどうかは、電話で聞いてみて下さい。 　「どんな免許持っていますか？」 　「それは国家資格ですか？」 時々「外国の国家資格」とか「?協会、?団体、?式」とか様々な名前の民間資格を言われます。実は、その整体院の方自体が民間資格ビジネスに騙されて有料講習会に参加してしまったというケースが多いです。この手の民間資格は国家資格よりもやや安い価格でしかも異様に短期間で誰でも授業料を納めれば簡単に取得する事ができます。また、外国の国家資格は日本国内では無効です、民間資格の信憑性はわかりません。 中には、きちんとした施術している民間資格者もいらっしゃるようです。このような方にはぜひ医療国家資格がある事を教えてあげてください。解剖学や運動学を学べばより安全で確実な施術をする事ができるようになるからです。

その他として保険取り扱いができるのも国家資格者のみです。保険証が使えるかどうか確認してみてください。 上記４つの資格は厚生労働大臣免許です。これを持たずして不特定多数の人々に施術を行うという事は、無免許で路線バスの運転手をしているようなものです。また、国家資格者のみが加盟できる損害賠償保険もあり、万が一の場合も安心感が違います。 どうでしょうか？国家資格以外の危険施術がある事をご理解頂けましたでしょうか？国家資格はまず大前提、最低限のポイントです。しっかり押さえて安心の施術を受けましょう。

みなさんは飲食店に行く時やレジャー施設、ホテルに宿泊する場合まずインターネットで検索されると思います。

そして予算やメニュー、中の風景や駐車場の有無、支払い方法等々自分にあうかどうかを確認されていると思います。 多くの治療院や整体院、カイロプラクティック、リフレクソロジーなどはホームページを作ってあります。営業時間、スタッフのプロフィールや院内風景など、すべて確認したほうがいいと思います。 情報の少ない治療院よりも、情報が多い治療院の方が安心材料が多くなるはずです。 ※ホームページの無い治療院は実際に行って確認するしかありませんね。

同じ鍼灸治療院でも得意な施術内容は違います。

治療院によって得意分野があります あなたは何を楽にしてどうなりたいですか？ 電話で「今さっき、ぎっくり腰になったんですけどどうしたら良いですか？」と聞いて、もし問い合わせにまごまごと答える治療院は専門分野が違う可能性があります。

また、はりを受けたい場合は鍼灸整骨院はさけた方がいいかもしれませんよ。 なぜならたいていの鍼灸整骨院の場合、はり施術は「オマケ」もしくは「サブ」で行われているからです。

はり施術はやはり専門家の方が格段に技術レベルが上な場合がほとんどです。想像してみて下さい。和洋中なんでもあるファミレスのパスタと本格イタリアンレストランのパスタはどちらがより美味しいでしょうか。

よく激安整骨院でありがちなのが、まるで流れ作業のような施術

　１．記入票を書いて 　２．機械にあてられ 　３．少しもみもみ後 　４．お会計して終了 どんな状態で来院してもこのワンパターン施術をくり返された経験はないでしょうか？

私は実際にあります。特に２回目に行った時は、カウンセリングもなく本当に流れ作業に乗っている感覚で満足できませんでした。

カウンセリング、触察、理学検査などをきっちり行い、先生から説明を受けて納得してから充分な施術を受けたいものです。施術の後にはあなたが気づかずに身体を悪くしている事例などのアドバイスもほしいですね。 また、施術法を日夜研究、勉強しているかどうか、あなたの素朴な疑問にハッキリ丁寧に答えてくれるかどうかもポイントです。

例えばあなたが転んで、酷い腰痛にみまわれたとします。

もし、骨に異常がある場合は治療院では施術してはなりません。また、レントゲンは病院でしか撮れませんので確認することもできません。きちんとした治療院は施術の可否の見極めも心得ていますよ。

◇見極めができる治療院かどうかの確認方法◇

電話で病院との連携を確認する 「転んで腰を打った後痛むんですけど、どうしたらいいですか？」 『ウチはなんでもなおします』などと言われたら要注意です！

最悪の場合後遺症で歩けなくなり、排泄などの障害が残る可能性もあります。 ※　当院は医師からの紹介、ケースワーカーさんからの紹介実績が多数あります。

これこそ非常によくありますが、なんとなく何回も予約を取って通院させられる場合があります。

通常であれば、施術を完了するタイミングがあり、説明があります。あなたが納得の上で通院する状況ならいいのですが、ただ「なんとなく」予約を取ってくるような治療院は結局、施術の方も「なんとなく」の場合が多いものです。

あなたが初回通院してみて、何回で治るかの説明がなければ残念ながらそこは「なんとなく治療院」の可能性が高いです。

このようなケースは実際にあります。ご注意下さい！！

(1)　回数券を強引に買わされる。 (2)　施術そっちのけで、サプリメントやあやしげな水などを契約させられる (3)　機器の勧誘をしつこくされる (4)　数十万円の会員契約を無理矢理される (5)　腕輪や貴金属の類いの効果不明の健康グッズを買わされる (6)　このままでは死ぬなどと脅され陶器などを買わされる (7)　霊感商法っぽく、多額のお布施を求められる

特に高齢の方や真剣にお悩みの方はご注意ください！「今だけ」など言われたら即決しない方がいいと思いますよ。 治療院選びで、何が大切かはご理解頂けましたでしょうか？みなさまの健康で豊かな生活を実現する為にご自分に合った治療院を選ばれて下さい。 あなたにとって最高の治療院が見つかる事を心よりお祈り致します。